Novel

  • ひとりとひとりでふたりぼっち【芥敦、敦受まとめ】

    ほぼ芥敦、ラストだけ澁敦の敦受けまとめ。
    「ヴァンパイアフィリアと敬虔成らざる神父様」
    「みこちちゃんから十のお題で芥敦小説」
    「ひとりとひとりでふたりぼっち」
    「そうしてまた僕は爪を立てる」(澁敦)

    澁敦はキャラの都合上、映画ネタバレです。
    其々の詳細は最初の頁を御覧下さい。

  • ふたりアンチノミー

    「だから私は『死ぬ』訳だけれども、ドス君は私に祈って呉れるかな?」
    「祈りを所望だったのですか」
    「ドス君になら善いかなって」

    彼等は密やかに自らの共通点を其々に感じていた。
    そうして終わりに近付いていく瞬間を、切に願っていた。
    だがもしも、悔いる事があるのならば、それは。

    はじめてのゴードス。

  • 好きと言う事 愛すと云う事[R18]

    自分等、愛される筈は無い。
    自分には、其の資格等無い。

    自己嫌悪・自己否定の心を棄てきれない敦は、当然のように芥川に対する恋心を封じていた。だが其れを善しとしない大人が居て、そうして芥川が居た。
    何故ならば。
    芥川側も、敦の事を好いていたからだ。

    人生初R18。大事な友人への誕生日プレゼントに書いたものです。

  • 美しい世界で

    それから、敦はほうと息を吐き出し、然うして云ったのだ。
    ――はじめましてこんにちは。中島敦と云います、と。

    芥川龍之介は不思議な『前世』を語る少年、中島敦と出逢う。如何やら芥川の事も識って居るようなのだが、理解が出来ぬと相手にしないで居た。
    ある日、敦は芥川に古ぼけたノートを渡す。其処には、彼の残した言葉たちが刻まれていた。

    不思議な転生パロ(大嘘)。

  • ぼくらの監禁生活

    僕たちの間で決まりごとが出来た。
    一、 遠慮なく会話をすること
    ニ、「太宰さん」と呼ぶこと
    三、一日一回、互いに「好き」だと云うこと

    ポート・マフィアの首領、太宰治に囚われた敦は、告白と共に監禁生活を送る事になる。
    常識なんて無い男に振り回される敦だったが、その生活が当たり前に成っていく。

    この小説には以下の内容が含まれています
    ・ほのぼの幸せ監禁生活
    ・太宰さんが白い
    ・敦くんが純粋
    ・みんな幸せハッピーエンド
    ・上記の内容は全て嘘

  • 告解、若しくは告白

    「ねえ敦君。君に好きな人はいるかい?」

    ふと目が醒めると、敦の腕に三筋の不可解な傷が付いていた。
    覚えの無い其れに疑問を浮かべるが見に覚えが無く。
    だが其れは日に日に深さを増し、そして。

    初文スト小説、初芥敦。
    何か敦君に変な事が起こって解決する話。
    自傷表現だとか流血表現ありますがゆるふわっとお読みください。

  • 痛みの指先

    モノクローム・ファクターの白銀×昶。過去に公開していた小説の短編集。